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2008.02.06 Wednesday  | - | - | - | 

神林長平『親切がいっぱい』

夏頃に買って、積読状態で放っておいたもの。
『外人部隊の女』が重かったので、軽いSFが読みたくなり、出張の際に持っていって一気に読んでしまった。

親切がいっぱい
神林 長平著
早川書房 (2003.8)
ISBN : 4150307334
価格 : ?630
通常2-3日以内に発送します。

■あらすじ

この本、初出は1990年とのこと。この年は、他に『帝王の殻』『完璧な涙』『我 語りて世界あり』が出ております。

神林長平・著作リスト

この頃の作品でも、以前・以後の作品でも、神林長平の小説に共通するのは、舞台となる世界のルール。いや、ルールというより「律」と言った方がいいのかもしれない。この世には「因果律」=原因があって結果がある、といったルールがありますが、この世界の有様を律する基本的なルールに独特なアイデアを盛り込むのが、神林ワールドの特徴だと思います。

本作品の世界を律するのは、「全ての職業(泥棒やヤ○ザも含め)を政府による免許制とする」という法律。主人公の良子は、まだ免許の対象となっていない「ボランティア斡旋業」の社員。彼女が暮らす古アパートが、地上げによる立ち退きを迫られることになり、それを阻止するべく住民たちが立ち上がる・・・というのが基本的なストーリー。これに突然、空から降ってきた宇宙人が絡みます。しかし、特に大立ち回りやドタバタになるわけでもなく、たんたんと話が進むのが、この作品の特徴。
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2003.12.23 Tuesday 15:49 | comments(0) | trackbacks(0) | 日本SF(ハヤカワ文庫JA) | 

野尻抱介『ヴェイスの盲点』 意外性と堅実性のスペースオペラ

をー、野尻抱介ー、ということで、本屋で見つけて速攻、購入したもの。
 
この人は<ロケットガール>シリーズで知りましたが、かなりお気に入りの作家になりました。『読んでいない作品を見つけたら、即、購入』というカテゴリーに入れさせてもらっております。
 
科学的な正確性にこだわったSFのことを”ハードコアSF”略してハードSFと呼んだりします。野尻抱介はハードSF作家として紹介されることもありますが、私のイメージでは、”ハード”というより”堅実”。ストーリーの展開に無理が無いというか、展開が論理的というか...それでいて、先の予想がつかない意外性もたっぷり、というところが魅力的。
 
また、野尻抱介の作品には、妙にのんびりしたところがあります。”ををっ!田尻抱介の新作っ!!”という感じではなく、”をー、田尻抱介の新作ー”という感じなのです。

ヴェイスの盲点
野尻 抱介著
早川書房 (2003.11)
ISBN : 4150307423
価格 : ¥630
通常2-3日以内に発送します。

■あらすじ

本作品は、残念ながら、新作でなく著者のデビュー作の再刊。未来の宇宙の運送会社・ミリガン運送を巡る<クレギオン>シリーズの第1作ということです。
 
ストーリーは、中年の社長兼船長兼船主のロイドと、女性パイロット兼秘書兼経理兼整備士のマージが、機雷封鎖された惑星ヴェイスで繰り広げる活劇。機雷回避のためのナビゲーターである地元の少女メイが活躍します。
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2003.12.05 Friday 13:01 | comments(0) | trackbacks(0) | 日本SF(ハヤカワ文庫JA) | 
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