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メディヘン3さすらいの読書感想blog
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BlogPeopleから"i-know"に変更
普段拝見しているブログの更新把握とリンク集を兼ねて、BlogPeopleを利用してきた。しかし、BlogPeopleにping送信を行っているブログしか、更新状況が把握できないところがどうにも不満で、一度、アンテナ式のものも試してみたいと思っていた。
そんなある日、このブログのアクセス・ログを見ていたら、i-knowというアンテナ・ツール経由でアクセスしてくれている人がいるらしいのを発見。i-knowのサイトを見てみると、ブログのサイド・メニューに更新リストを表示するためのブログパーツもあるし、使い方の説明もわかりやすい。 で、しばらくBlogPeopleをやめて、右サイド・メニューにi-knowのアンテナを表示してみることに。 さっそく、これまで更新状況不明だったブログの更新も表示されるようになって、ちょっとハッピー。
支倉凍砂『狼と香辛料』今年度ランキング1位!?
ひさびさにライトノベルを読んでみるかと思っていたところ、タイトルが印象的な本書が眼についた。どうもネットでも好評みたい(たとえば、「狼と香辛料 支倉凍砂 電撃文庫」:TALKING MAN)なので読んでみた……のだが、なんと『このライトノベルがすごい! 2007』で総合ランキング1位をとったんですね。
支倉 凍砂〔著〕 メディアワークス (2006.2) ISBN : 4840233020 価格 : ¥620 通常24時間以内に発送します。
秋山岳志『英国運河の旅 ナローボートでゆっくり、のんびり田園めぐり』
青空と緑の組み合わせというのは、なかなか素敵なものです。夏の英国の田園地帯というのは、まさにその魅力を満喫できるようなイメージがあります。
青空と緑の魅力を楽しむには、『歩く』というのが基本でしょうけれども、英国の田園地帯を楽しむためにピッタリの『乗り物』というのもあるように思います。たとえば、英国製の自転車(→Alex Moulton)とか、ブリティッシュ・ライトウェイト・スポーツなどと言われる軽量オープンカー(→MG)とか。青空の下、田舎道をのんびり流して、陽の暖かさと風の中の緑を感じる……まあ、イメージですが。 その青空と緑のイメージに、さらに水辺の魅力を加え、しかも快適・優雅に英国の田園地帯を楽しむことができる乗り物がありますよ、というのが、本書で紹介されているナローボートによる運河の旅です。 秋山 岳志著 彩流社 (2001.6) ISBN : 4882026651 価格 : ¥2,100 この本は現在お取り扱いできません。
恩田陸『光の帝国』とゼナ・ヘンダースン<ピープル>シリーズ
ゼナ・ヘンダースンの<ピープル>シリーズはわりと好きなほうなので、同シリーズにインスパイアされて書かれたという『光の帝国 常野物語』を読むのを楽しみにしておりました。
恩田 陸著 集英社 (2000.9) ISBN : 4087472426 価格 : 520 通常24時間以内に発送します。 ゼナ・ヘンダースン著 / 深町真理子訳 早川書房 (1978.7) ISBN : 4150103003 価格 : 861 通常2-3日以内に発送します。
笠井潔『オイディプス症候群』 <矢吹駆>シリーズ第5作
ミステリーはほとんど読まないのですが、なぜか、この笠井潔<矢吹駆>シリーズと北村薫<円紫さんと私>シリーズだけは全部読んでおります。とは言っても、文庫・ノヴェルズにならないと読まないのですが。
笠井 潔著 光文社 (2006.10) ISBN : 4334076416 価格 : ¥1,680 通常24時間以内に発送します。 ■あらすじ 奇病に感染して入院中の友人を見舞ったナディア・モガールは、ギリシャにいる共同研究者へ資料を手渡して欲しいとの依頼を受ける。首尾よくカケルの同行を取り付け、ナディアは、共同研究者が滞在しているというクレタ島沖合いの孤島・牛首島へと向かった。 ミノタウロス島とも呼ばれるこの孤島には、アメリカ人の富豪がミノア文明式宮殿(つまりミノタウロスの迷宮があったというクノッソス宮殿)を模して建てた豪邸ダイダロス館があるばかり。 ナディアとカケルを含め10人となったダイダロス館の訪問客たちは、定式どおり、嵐によって牛首島に孤立する。そして、一人また一人と謎の死を遂げる訪問客たち。ギリシャ神話を仄めかすかのように装飾された死体を前に、ナディアは何を目撃し、カケルは何を語るのか・・・・・・
野中郁次郎『アメリカ海兵隊 - 非営利型組織の自己革新』
経営論やナレッジマネージメント関係で知った野中郁次郎氏が、アメリカの軍隊組織について、どう書いているのか気になって読んでみた。
野中 郁次郎著 中央公論新社 (2000.5) ISBN : 4121012720 価格 : ¥756 通常2-3日以内に発送します。 ■内容&感想 本書では冒頭から全体の8割程度を費やして、誕生からベトナム戦争以後の時代までのアメリカ海兵隊の移り変わりを描いている。海兵隊の歴史の記述にこれだけの量を費やしてはいても、もちろん、戦闘の描写や兵器・装備の細かな説明など、軍事物・戦記物的な記述に頁を割いているわけではない。 アメリカ海兵隊は、創設以来何度か、存在意義を疑われる存続の危機に直面している。そして、その都度、危機に対応して、あるいは危機に先立つ形で、組織のミッションとそれを反映した組織の具体的あり方を自ら変革してきたのである。その経緯を具体的に示すのに、それだけの紙数が必要だったというわけ。
伊藤礼『こぐこぐ自転車』歳をとってもダイジョーブ
久々の自転車本。
伊藤 礼著 平凡社 (2005.12) ISBN : 4582832997価格 : ¥1,680 通常24時間以内に発送します。 ■内容 大学退官を期に自転車趣味に目覚めた著者・伊藤礼氏が、自らの自転車体験を綴ったエッセイ集。 大きく次の6つの章にわかれており、それぞれの章ごとに数ページから20ページ程度のエッセイが書かれています。 ・自転車に関するさまざまな見解 ・都内走行の巻 ・房州サイクリングに出かけて雨で挫折したこと ・碓氷峠攻略をめざした長い一日の話 ・自転車が順繰りに増えて六台になった話 ・北海道自転車旅行の巻
ジョン・C・ライト『ゴールデン・エイジ 1 幻覚のラビリンス』
ゴールデン・エイジ 1 posted with 簡単リンクくん at 2006.11. 6 ジョン・C.ライト著 / 日暮 雅通訳 早川書房 (2006.10) ISBN : 4150115850 価格 : ¥1,050 通常24時間以内に発送します。 ■感想 この作品、おもしろくて楽しめたんだけど、ややこしい話なんで何をどう書くか……と悩んでいたら、“アルファ・ラルファ大通りの脇道”のTakeman氏がスッキリ見事なインプレッション記事を書かれておりました。 - アルファ・ラルファ大通りの脇道:ゴールデン・エイジ 1 幻覚のラビリンス 物語については、こちらの記事を読んでいただくとして、私は登場するガジェット面についてなぞ。
アレクサンドル・デュマ『三銃士』友を選ばば三銃士!
どこかの書評で知って佐藤賢一氏の『ダルタニャンの生涯』を読みたくなったのだけれど、そもそも『三銃士』をまともに読んだことがない。こりゃいかん、ということで読み始めたもの。
デュマ作 / 生島 遼一訳 岩波書店 (1979) ISBN : 4003253388 価格 : ¥798 通常2-3日以内に発送します。 デュマ作 / 生島 遼一訳 岩波書店 (1981) ISBN : 4003253396 価格 : ¥798 通常2-3日以内に発送します。 ■あらすじ 17世紀のルイ13世治下、絶対王制を確立した後代ルイ14世期と異なり、内には貴族の反乱や抗争、外にはイギリスをはじめとする諸外国との緊張関係という問題を抱え、まだまだ荒々しい世情だった時代のフランス。 南部ガスコーニュ地方から立身出世の夢を抱いて花の都パリを目指した小貴族の息子ダルタニャンは、パリで頼った同郷の大先輩、近衛銃士隊のトレヴィル隊長の屋敷で、アトス・ポルトス・アラミスという三人の先輩銃士と出会う。ひょんなことから、三人の銃士達それぞれと決闘を行うハメにおちいったダルタニャンだったが、三人と共に決闘をとがめた宰相リシュリュー枢機官の護衛士達と戦い、意気投合する。 友の誓いを結んだダルタニャンと三銃士は、リシュリュー枢機官が王妃アンヌの失脚を狙って引き起こした陰謀に巻き込まれる。王家に忠誠を誓う近衛銃士である彼らは、枢機官の配下のロシュフォール伯、美貌の悪女ミレディーの暗躍を阻止すべく、冒険を繰り広げることになる。
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