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2008.02.06 Wednesday  | - | - | - | 

アラン・ムーアヘッド『恐るべき空白 死のオーストラリア縦断』

私が読んだのは、カンガルーの遺骸の写真(岩合光昭撮影)が印象的なハヤカワ文庫NF版なんですが、今売られているのは、下側の“ハヤカワ・ノンフィクション・マスターピース”版のようです。

恐るべき空白
恐るべき空白
posted with 簡単リンクくん at 2006.10.30
アラン・ムーアヘッド著 / 木下 秀夫訳
早川書房 (1994)
ISBN : 4150500487
価格 : ¥777
この本は現在お取り扱いできません。

恐るべき空白
恐るべき空白
posted with 簡単リンクくん at 2006.10.30
アラン・ムーアヘッド著 / 木下 秀夫訳
早川書房 (2005.4)
ISBN : 4152086351
価格 : ¥2,415
通常2-3日以内に発送します。


■内容&感想

1860年、当時未知の空白地帯だったオーストラリア大陸中央部を踏査し、大陸横断ルートを発見すべく送り出されたヴィクトリア州探検隊の悲劇を描くノンフィクション。豊富な資料を元に、探検隊員個人の運命のみならず、当時のオーストラリア社会の熱狂ぶりから探検隊遭難に対するリアクションまでを描き出した力作。

あまり有名な話ではないと思うので、内容を少し詳しく……
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2006.10.30 Monday 00:50 | comments(0) | trackbacks(0) | ノンフィクション | 

三谷幸喜『オンリー・ミー―私だけを』ウソとマコトの間

かたわらで文庫本を読んでいたカミサンが、ぶふっと吹き出して、「これ読んでみて」と差し出したのがこの本。

オンリー・ミー
三谷 幸喜〔著〕
幻冬舎 (1997.4)
ISBN : 4877284427
価格 : ¥600
通常2-3日以内に発送します。

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2006.10.24 Tuesday 23:41 | comments(4) | trackbacks(0) | エッセイ | 

山本弘『まだ見ぬ冬の悲しみも』

この本、行きつけの本屋で最初に見かけたときは、あまり買う気はなかった。というか、買うべきか買わざるべきか、随分悩んでしまった。

タイトルにせよ表紙・装幀にせよ、申し分ないというか、スタンダートな印象で悪くない。なのに、一気に購入に踏み切れなかったのは、本全体の印象から突き抜けたパワーが感じられなかったからか。

結局、本屋に通うたびに本書とにらめっこをすることとなり、最後は根負けして購入。

まだ見ぬ冬の悲しみも
山本 弘著
早川書房 (2006.1)
ISBN : 4152086998
価格 : ¥1,785
通常24時間以内に発送します。

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2006.10.22 Sunday 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) | 日本SF | 

北野勇作『どーなつ』

どーなつ
どーなつ
posted with 簡単リンクくん at 2006.10.15
北野 勇作著
早川書房 (2005.7)
ISBN : 4150308063
価格 : ¥693
通常2-3日以内に発送します。


■感想

記憶の一部を引き換えにしないと入れない場所。
乗り手の記憶を他の乗り手に伝える電気熊。
記憶能力を高められたスーパーアメフラシ。
いつのまにか従業員が人間でなくなっている会社。
などなど、いずれも記憶と世界の変質、そして“穴”にまつわる10編からなる連作短編集。

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2006.10.16 Monday 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) | 日本SF(ハヤカワ文庫JA) | 

田中哲弥『やみなべの陰謀』

そういえば『蹴りたい田中』って買い損ねたなぁ、タイトルだけで笑えたのに。今回は無くならないうちに買っておこう、などと本書『やみなべの陰謀』を購入したのでした。

帯に、
田中哲弥がもう少し勤勉なら、
日本SFの歴史は変わっていたかもしれない。 大森望

などとあるのを見て、でも、『銀河帝国の弘法も筆の誤り』なんてのもあったじゃない、なんかオーバーだな、などと思いながら。

そう、私は、田中哲弥氏(→Wikipedia)と田中啓文氏(→Wikipedia)を完全に一緒くたにしてしていたのです。なんと、この感想を書きはじめるまで、前記三冊は同じ田中氏が書いているのだと思い込んでいたバカ……_| ̄|○

やみなべの陰謀
田中 哲弥著
早川書房 (2006.4)
ISBN : 4150308454
価格 : ¥651
通常2-3日以内に発送します。

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2006.10.08 Sunday 23:24 | comments(0) | trackbacks(0) | 日本SF(ハヤカワ文庫JA) | 

ライダ・モアハウス『アークエンジェル・プロトコル』

ハヤカワ文庫SFの新刊、ということで見つけて即購入。

アークエンジェル・プロトコル
ライダ・モアハウス著
/ 金子 司訳
早川書房 (2006.9)
ISBN : 4150115818
価格 : ¥987
通常24時間以内に発送します。


■あらすじ

“メデューサ爆弾”と呼ばれる新型兵器が猛威をふるった戦争後のニューヨーク。人々は“リンク”と呼ばれる無線ネットワークの端末を体内に埋め込み、ネットに依存した生活を送る。一方で、戦争と新兵器開発の源と見なされた科学は勢力を失い、宗教が社会と政治に大きな影響を及ぼしている。

ヒロイン、ディードリ・マクナマスは、元ニューヨーク市警刑事の私立探偵。腕利きのリンク捜査官だった彼女は、同僚が起こした謎の法皇暗殺事件の公判で同僚に不利な証言をしたという理由でリンクへのアクセス能力を奪われ、職場を追われたのだ。

ある日、場末の事務所で呻吟するディードリの元に、美男のイタリア系警官マイケルが現れる。彼は、ディードリに、リンクに出現した“天使”の正体を暴いてほしいと依頼する。しかし、“天使”はバチカンからも公認された奇跡。手に余ると躊躇するディードリに、マイケルは、依頼を引き受ければ彼女のリンク・アクセス能力を復活させると持ちかけるのだった。しかし、アクセス能力の復活が実現すれば、それこそまさに奇跡。ディードリはマイケルの正体を疑いつつ、捜査を開始するのだった……
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2006.10.01 Sunday 01:01 | comments(0) | trackbacks(0) | 海外SF(ハヤカワ文庫SF) | 
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