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メディヘン3さすらいの読書感想blog
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アレクサンドル・デュマ『三銃士』友を選ばば三銃士!
どこかの書評で知って佐藤賢一氏の『ダルタニャンの生涯』を読みたくなったのだけれど、そもそも『三銃士』をまともに読んだことがない。こりゃいかん、ということで読み始めたもの。
デュマ作 / 生島 遼一訳 岩波書店 (1979) ISBN : 4003253388 価格 : ¥798 通常2-3日以内に発送します。 デュマ作 / 生島 遼一訳 岩波書店 (1981) ISBN : 4003253396 価格 : ¥798 通常2-3日以内に発送します。 ■あらすじ 17世紀のルイ13世治下、絶対王制を確立した後代ルイ14世期と異なり、内には貴族の反乱や抗争、外にはイギリスをはじめとする諸外国との緊張関係という問題を抱え、まだまだ荒々しい世情だった時代のフランス。 南部ガスコーニュ地方から立身出世の夢を抱いて花の都パリを目指した小貴族の息子ダルタニャンは、パリで頼った同郷の大先輩、近衛銃士隊のトレヴィル隊長の屋敷で、アトス・ポルトス・アラミスという三人の先輩銃士と出会う。ひょんなことから、三人の銃士達それぞれと決闘を行うハメにおちいったダルタニャンだったが、三人と共に決闘をとがめた宰相リシュリュー枢機官の護衛士達と戦い、意気投合する。 友の誓いを結んだダルタニャンと三銃士は、リシュリュー枢機官が王妃アンヌの失脚を狙って引き起こした陰謀に巻き込まれる。王家に忠誠を誓う近衛銃士である彼らは、枢機官の配下のロシュフォール伯、美貌の悪女ミレディーの暗躍を阻止すべく、冒険を繰り広げることになる。
ハンター・S・トンプソン『ラスベガス★71』
以前、どちらかのblogのレビューを読んで購入したまま、ずっと放っておいたもの。夏休みの旅行でラスベガスへ行くことになったので、機内読書用に堀り出して読んでみることにした。
ハンター・S・トンプソン著 / 山形 浩生訳 ロッキング・オン (1999.10) ISBN : 4947599723 価格 : ?2,070 この本は現在お取り扱いできません。
サン・テグジュペリ『人間の土地』『夜間飛行』 飛ぶほどに冴える眼差し
ある日の信愛書店、海外作品文庫本コーナーの書棚中頃に、宮崎駿氏の手によるものらしきカバーの2冊が表紙を表に並べられておりました。『夜間飛行』は持っているような気がするなぁ、と思いつつ、宮崎表紙版もいいかも、と思わず2册ともゲット。
■内容 『人間の土地』は、サン・テグジュペリの郵便飛行機パイロットとしての体験に基づく自伝的エッセイ。宮崎駿氏の解説と氏のイラストによる郵便飛行機の航路図もついていて、宮崎ファンにもお得。 『夜間飛行』は、郵便飛行機事業を巡る短編小説2編、南米路線における一夜の出来事を描いた「夜間飛行」と、著者の処女作「南方郵便機」をアンドレ・ジッドやブークレル(誰それ?)の序文とともに収録。
スティーヴン・ハンター『さらば、カタロニア戦線』 スパイ小説版カタロニア讃歌
『カタロニア讃歌』、『物語 カタルーニャの歴史』に続くカタルーニャもの。
さらば、カタロニア戦線 上 posted with 簡単リンクくん at 2006. 8. 1 スティーヴン・ハンター著 / 冬川 亘訳 扶桑社 (2000.10) ISBN : 4594030017 価格 : ?680 通常2-3日以内に発送します。 さらば、カタロニア戦線 下 posted with 簡単リンクくん at 2006. 8. 1 スティーヴン・ハンター著 / 冬川 亘訳 扶桑社 (2000.10) ISBN : 4594030025 価格 : ?680 通常2-3日以内に発送します。 ■あらすじ 1936年のヨーロッパ。名門イートン校での挫折、ビルマでの警察勤務ののち、文筆家の道を志す青年、ロバート・フローリー。彼が引き受けたスペイン内戦取材特派員の真の姿は、英国情報部MI6のエージェントだった。ソ連スパイの嫌疑をかけられた旧友の詩人ジュリアン・レインズの監視を、否応無く引き受けさせられたフローリーは、革命と内戦に沸くバルセロナへと向かう。
チャールズ・シミック『コーネルの箱』
チャールズ・シミック著 / 柴田 元幸訳 文芸春秋 (2003.12) ISBN : 4163224203 価格 : ?2,940 通常24時間以内に発送します。 私の”泣けるSFトップ10”に入ること間違い無しの名作に、ウィリアム・ギブスン『カウント・ゼロ』がある。衝撃度なら『ニューロマンサー』だが、泣ける度なら、断然、『カウント・ゼロ』。(『モナリザ・オーバードライブ』は、自分的には一段落ちる評価) その『カウント・ゼロ』の”泣ける度”大幅UPに貢献しているガジェットが、「コーネルの箱」。いや、作品のテーマからすると、主要モチーフと言うべきか・・・だいたい、『カウント・ゼロ』の話の1/3は、この「箱」を追っかけるストーリーなんだし。 「コーネルの箱」というのは、アメリカの芸術家、ジョゼフ・コーネルが作成した作品シリーズのこと。コーネルは、シュールレアリズムに影響を受け、コラージュ技法に基づく一連の「箱」を作成した。ギブスンの作品では、文明の象徴としての”ゴミ”と、そのコラージュが重要な役割を果たしており、『カウント・ゼロ』ではテーマに関わる重要なモチーフとして「コーネルの箱」が登場している 私自身は、これまで2回、「箱」の実物にお目にかかる機会があった。1回目は、軽井沢のセゾン現代美術館において。2回目は、Washington D.C.のNational Gallery of Artにおいて。いずれも、『カウント・ゼロ』にもモダン・アートにも興味0、超リアリストな同行者に配慮しなければならなかったため、じっくり鑑賞できなかったのだが・・・今となっては、「箱」を求め、歩きつかれた妻とベビーカーを引きずって、National Galleryを探し回ったのも良い思い出だが。
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